収穫、販売、摘心、摘房

 最終収量調節の季節。
垣根のMBAは、
 1本の樹でこれだけ摘房。

一房重も300gから400gにして、収穫量は半分になる。


「今年は豊作ですか?」と果樹農家に聞くお馬鹿な人がいる。
収穫1か月前に収量を半分にしている果樹栽培の現状を知らないのだろう。
収量を半減し、豊作になる訳がない。お米とは違うのだ。
それでも色づきが悪かったり、糖度が上がりきらないこともある。
良いブドウが最大限取れた時が豊作なのだ。
キチンと収量調節すれば、ブドウは答えを出してくれる。
ここ日本では良い天候に恵まれれば、そうなる訳ではない。

これまで健全に生育していれば、適切な最終収量調節で、良いブドウが収穫できる。

収量調節は、生育ステージに合わせて
剪定、芽欠き、開花前の摘房、実止まり後の摘房、果粒肥大期の摘房、
そしてベレーゾン初期の最終摘房と6回に分けて行う。
もっと重要な作業だからである。

スポーツ選手が「次には結果を出します。」とかコメントする事があるが、
「結果」という言葉は良いことばかりとは限らない。
どれだけ努力しても報われない事を果樹農家は知っている。悪い結果も時にはある。

「結果」とは「果を結ぶ」本来、果樹農家だけが使える言葉だと思う。
果実は良い果実になろうとひたむきに生きている。
私が出来るのは、1%の手助けにすぎない。

ベレーゾンの天候で全てが決まるほど栽培は単純ではない。
単純な作業の積み重ねの結果が良いブドウを生み出すのだ。

栽培管理で最も品質に影響を与えるのが、収量調節である。

栽培管理で最も樹勢コントロールに影響を与えるのが剪定である。

最も難しいのが最終収量調節である。
欲が絡むからである。良いブドウを多く売ればお金になるからである。
これはブドウ農家の考えである。

栽培家は違う。良いブドウはたくさん生産できない事を知っているから。
10a当たりの収量は、同じ房数でも一粒の重さで1割〜2割ほど変動する。
収穫期まで土壌に十分すぎる水分があり、2次生長する樹相なら、収量を半減させても
良いブドウが取れることはない。

桃とデラウエアの収穫も始まり
7月30日から「かいてらす」での直売も始めました。



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