山形県に研修旅行

 8月7日、8日と若手醸造家とブドウ農家の研究会で山形県に研修旅行。
この時期、子供たちが小さかった頃は、家族で伊豆に海水浴。
桃栽培を始めてから収穫時期と重なり県外に出かけることが難しくなった。
ブドウの生育期間中に視察できた事で意義深い研修になった。

今回訪問したワイナリーの皆様と山形県ワイン酒造組合の皆さまには
心より感謝します。


月山ワイン山ぶどう研究所     タケダワイナリー
月山        タケダ

酒井ワイナリー           高畠ワイナリー
酒井        高畠

ここでのブドウ栽培は、雪と傾斜地が大きな障害になる。
ワイナリーの抱える最大の問題は原料確保だろう。
高齢化後継者不足の中生産量の減少が続く。
栽培技術以前の問題として、ブドウ農家の減少とブドウ産地の衰退が進んでいる。
これは、国内におけるブドウ産地の共通の傾向である。
つまり農業問題である。JA、農家が原料を安定供給するというのは、もはや幻想である。

ワイナリーのブドウ栽培は、農業的視点からでは経営として成り立たっていない。
「樹勢が落ち着いている」のか「樹体が衰弱している」のかという判断は、
その人の感性による表現ではなく、農学的見地から判断すべきである。

ブドウが高値で取引された頃は、産地として名声を博していても
価格が下落してしまえば農家はブドウ栽培を諦めざるを得ない。
ブドウを栽培しなくても農家は存続できる。

ワイナリーがしっかりとした農業経営をする以外に原料を確保することは難しいだろう。
ブドウ栽培していなくてもワイナリー経営できるなんて、所詮無理な話である。

日本でブドウ栽培することは、今も昔も大きな困難が伴う。
先人たちの流した汗と涙で産地が形成されてきたのだ。
その財産を食いつくす前に一歩前に進むしか道はない。
その一歩の方向性を間違えれば産地は滅亡する。

ブドウがなければワインは出来ない。
100年後、山梨も山形も立派な産地であり続けるために
最善を尽くすのが我々の使命である。

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