栽培家とは

JUGEMテーマ:日記・一般
栽培家とは、良い響きの言葉である。ブドウ農家とは、ワンランク上の肩書のような響きがある。

農業界では、一般的に栽培家という言葉は使わない。

あの奇跡のリンゴの木村さんもリンゴ農家であり、リンゴ栽培家という表現はされない。カリスマ農家が、お米やミカンや有機野菜を育てていてもカリスマ栽培家とは言わない。

日本では、ワイン醸造用ブドウ栽培農家のごく一部の人たちだけが使うことを許された肩書だと私は思う。

新規就農者の肩書に、「栽培家」とあれば違和感を覚える人が多いだろう。普通に「ブドウ農家」あるいは、「何々農園 園主」とか、敬意をこめて「百姓」といった肩書でいいのではないか。

そこで、私なりに「醸造家」に対する言葉として「栽培家」を規定してみたい。

・借地でもいいから自作のワイン醸造用ブドウ園を管理している。
(雇用されている人はそこで脱落。栽培担当者と名乗るべき。)
・自分の名前がエチケットに記載されている。
・原料ブドウがワインになる過程を確認している。
・そのワインの評価を「醸造家」とともに受け入れ、責任を明確にしている。
・良いワインを生産するために、より良いブドウを栽培を心がけている。
・回りから栽培家と呼ばれるようになるまでは、自分から栽培家を名乗らない。

こうした事をクリアして、名刺に「栽培家」と入れて欲しい。
それ以外の人は、「栽培家見習い」がふさわしいと思う。

たとえば「栽培家」の道を目指すという表現をした時点で、その適性がない事を証明している。

私は名刺に、「栽培家」という肩書を使った事がないし、今後も使わないだろう。
「ブドウ栽培コンサルタント」とあったが今はそれも表記していない。

それでもブドウ農家から「栽培家」が少しでも増えることを切望する。
 

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