柿の季節になってしまった。

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このところブログを更新してないのに
何故かアクセス数が200から300以上もある。
ということは、このブログを楽しみにしている人が
多いということなのだろう。

今年のブドウは、とても良い出来だった。
高品質で豊作。
多くの品種を栽培しているので、
その全てが良かったという訳ではない。

桃は、摘果が不十分でもっとしっかり収量調節すべきだった。
品質は、味も大きさもにかなり良い方だった。
猛暑で、過熟になり収穫できなかった桃も一部あり残念だった。

早生品種は、猛暑で過熟、肩が焼けたり、房が萎れたりもした。

生食の欧州種にカイガラムシとウドンコ病も発生した。
これは、明らかな管理ミスである。

ピオーネ系は、品質量とも良かったと思う。 

台風で境川農場の雨除けが二度もビニールが飛び、一部パイプも破損。
一年に二度の被害は、初めての事である。
ブドウに、大きな影響もなかった事が何よりだった。

ワイン用は高品質で収量も多かった。
2012は、間違いなく過去に例がないほどの良い年になると思われる。

基本

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 忙しい。一日があっという間に過ぎて行く。
優先順位に沿って淡々と作業を進める。

こんなとき思うことは、ただ一つである。

基本に忠実に丁寧に作業する。

基本の大切さを改めて感じる。

独自の栽培理論の一番の特色は、基本を守ることである。

1%の独自性と99%基本で成り立っているのだ。

日本の果樹栽培の基礎技術力は、世界一だと思う。

これを生かさない手はない。

そして、この時期の栽培の優先順位の第一は、防除である。

独自の栽培理論

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 私の栽培理論は、今までのブドウ栽培の理論とどう違うか?
ワインの裏ラベルに独自の栽培理論と表記してある。
この理論は、既存の栽培理論とどこがどう違いなぜ独自なのか?

基本的には、過去の栽培体系の上に立っている理論である。
だから、独自でもないし亜流でもない。過去の積み重ねの延長である。

私の理論が最高でそれ以外に方法がないとも思っていない。栽培に対する考え方が違う人を排除する事もない。山梨県で、果樹園芸会で、JAで指導してされてきた事とほとんど変わらない。

それを基本技術とすると今のブドウ農家の多くがそれすら習得していない。
だから、昨年ベト病の被害があり今年は予測通り被害がない。
ついでに言えば新しい農薬の登場で10年間はベト病の被害は出ないだろう。

農学、果樹園芸学から離れたところで独自性を出しているのではなく、基本技術の中から重要な点を強調しているだけである。だから、山梨大学でも学会でも講義が出来る。

バランサー理論とは、植物生理学上の「シンクとソース」理論そのものである。生育ステージによる栽培管理と「シンク・ソース」を絡める管理は、ブドウ栽培の基本中の基本である。
ただ、それを重要視しT/R比をコントロールすべきだと主張しているだけである。
そのために、土壌、施肥、防除なども体系的にとらえているだけである。
栽培は「点」ではなく「線」であり、その「線」は、時系列に沿ってゆく。

ちょっと違うがほとんど同じである。

だから、Team Kisvinに学ぶところは何もないはずである。
日本での栽培を真剣に考え取り組めば、私たちに学ばなくともかなり近い所で一致するはずである。

もしそうでなければ、あなたの栽培理論は、「疑似科学」によるものである。
栽培に近道なんてない。

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ブドウを育てる。

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 今まで多くの先人が良いブドウを育てようと努力してきた。
多くの人の情熱で産地と呼ばれるようになってきた。
一人の力では築き上げることも、維持する事も出来ない。

日本だけの話ではない。産地は移動してきた。

最近、ブドウ栽培、特にワイン用ブドウ栽培を志す人が私の周りでも
増えてきた。そのうち何人の人が残るのだろうか。

私の目から見るとしっかりと準備をしてきた人なんて一人もいない。
生存確率1%ぐらいだと思う。
その1%の内、本当の意味でプロとなれる人は、10%いるかいないか。
というのが現実である。

ブドウ農家の収益性や一人で出来る仕事量、イニシャルコスト、必要な農機具の総額
それに栽培の基本的技術を習得するお金と時間。
衰退するブドウ栽培に取り組み生活するための資金。
衰退してきた原因分析とそれを解決するための手段。
全て数値化できるしシュミレーションもできる。

あなたが育てたブドウは誰がいくらで買ってくれるのか?
それで生活できるのか?
衰退する農家の資産以下の状態で、低い栽培技術で何が出来ると言うのか?
どれだけの資金を調達し投資し回収するつもり?その裏付けは何?

金なし、土地なし、技術なし、コネなしでどうやって起農するのか。?
我々が掲げる(実現できる)目標と素人の(根拠のない)夢とを同じ目線で語ってほしくない。
それは許されない事で農業を栽培を冒涜することだ。
食料自給率や地球環境と崇高な志を持つ人ほど、あっさりと撤退してゆく。

金融機関から借りられる金額がその人の信用である。
農業をするというのは、趣味の延長ではない。栽培をかじる事とは全く違うことですよ。

農業はサイエンスであり経営は信用である。
衰退するには、それだけの理由がある。

参入困難で退出自由な業界に入って夢を実現できますか??


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私には夢がある。

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 11月6日のワインツーリズム2010、シャトー酒折のオプショナルツアーで栽培の話をさせていただいた時や先日夢甲斐カフェでの後でも話し足りないという思いが募る。

「私には夢がある。」

100年後も山梨県がワイン産地としてあり続けるように

もっと日常のお酒としてワインが愛されるように。

一杯のグラスから愛が生まれるように。

ワインが文化として語られるように。

そのために、ここでブドウを育て続ける。いつか「感動するワイン」と出会うために。

良いブドウを作ることは、実はそんなに難しいことではないと伝えたい。

ブドウを愛すればいい。

きっとブドウは心を開いてくれるはず、あなたが心を開けば。

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約束

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約束できないことって考えた事ありますか?
約束できる事を並べることも同じだと思う。

栽培について、約束できることは法律順守、情報公開と説明責任しかない。
つまり特別な制約がないということ。

いわゆる自然派の人たちと比較されることがある。
どちらがいいという訳ではないが、どちらも市場を少しは意識しているはず。
意識してなければ、情報発信する必要性もない。

私は、生命を救うためには出来る限りのことをしたいと思う。
子供や家族に接するようにブドウに接しているつもりだ。

見守ること、生命を守ること、自立することの手助け。
そして、生命が継続できるような環境を整えること。

感謝する気持ちがなければ相手に伝わらない。

生き方に矛盾があると相手に伝わるような気がする。

もっと良くなる方法がないだろうかと探し続ける事って本当に面白い事である。

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譲れないこと

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 朝から冷たい雨、
昨夜はNHKローカルでTeam Kisvin(チームキスヴィン) の活動が放映された。

2度の打ち合わせの後、2日間の撮影、放映当日にも何度かの問い合わせと確認。
限られた短い時間の中で、多くの人たちに私たちの活動とその意義を伝えようと
ぎりぎりまで努力していたことが私には感じられました。

譲れないこと。プロとしての誇り。

私は、ワイン用ブドウ栽培においては「譲れないこと」ばかりである。
「許せないこと」も多い。でも理解者を増やそうとも思わない。

黙々と真摯に一日を過ごすことばかり考えている。
その積み重ねが人よりちょっと多いから今の自分がいる。

100年後の山梨が今以上のワイン産地として繁栄していることを願って
今の私にしか出来ないことを喜んでやろうと思っている。

「よいワインは、よいブドウから」だと思っていたが、
本当は「よいワインは、よい仲間から」に違いない。

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やっぱり富士山は美しい

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 富士
技術論ばかり続いてちょいとネタなし状態。
甲斐市敷島の柿畑から見える富士山はやっぱり美しい。

このところ雨模様、時には雪となり剪定作業が進まない。
時間的な余裕があるかというと2月、3月は講演会、勉強会とか旅行もある。
できれば行事には雨か雪が望ましいというのが本音。

Team Kisvinとしても新しく法人を設立し、甲府市と北杜市方面でワイン醸造用ブドウ栽培に本格的に参入する。というか甲府市内で80aは、すでに確保済み。県、市、農業団体と連携しながら実現に向けて歩き続ける。

農地の確保が最大の問題である。

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2010年どうなる?

 新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

新しい年を迎え、この一年をどう過ごすか今一度問い直してみたい。

家業はそのままにして、O君を中心に農業生産法人を設立したい。
すでに90アールほどの農地を確保した。
ワイン用ブドウ栽培専業の農業生産法人は一つの目標でもあった。

その過程で甲州種の栽培技術の現実を知ることになり、茫然とした。
基本的栽培技術の普及は、急務であろう。
特に、何度か取り上げているx字型長梢剪定の現状は悲観的なものである。

技術の退行は、産業の衰退を意味している。
この状況で剪定もできない人たちが、海外へ甲州種のワインを輸出しようとしている。

誰がブドウを栽培するのだろうか?ブドウの生産量は、年々減少している。3年前に甲州種の原料不足を示唆したところ、醸造家サイドではほとんど危機感がなかった。あったとしても自分の問題、地域の問題としてほとんど認識していなかったが、その翌年、2008年には突然現実として目の前に現れてきた。これは、複合的な要因で一時的な現象であるのもまた事実である。ただし、原料単価の上昇は、ほぼ固定化されつつある。

5年前1kgあたり平均150円で場合によっては引き取り手がない状況から、完全な売り手市場で平均200円になってきた。それでも絶対量は、不足傾向と思われる。

原料確保が不透明で、減少傾向、製品価格の上昇は、マーケットの縮小にも繋がる。
だから、海外に売るというのか?日本のマーケットでも十分に支持されていないのに世界的不況で販売不振の中、品質の高くない甲州種ワインを売るために、税金が使われる。

目先の利益を考えている人たちは、しっかりと足元を見て、ブドウ農家に依存しないで原料確保を模索してほしい。

地道に栽培指導を続けることしかできないが、100年後の日本ワインのためになると確信している。

農業を考える。

久しぶりの更新です。
写真もありません。

農業を考える。
適正とは?

最近、山梨大学ワイン研究センターでの講義の影響か、栽培についての指導、相談を受ける機会が増えてきた。

私自身、独学での研究が中心なので、コンサルタントとしても指導農業士としても、その能力を持ち得ているか甚だ疑問である。手取り足取り指導してもらったことがないからである。

技術以上に大切なのは、思想である。技術は、表現上ののマニュアルであるから本質に近いことしか表現できない。

思想は、真理に通じる事から、具象化した時の表層に、相違があっても本質的な相違にはならず、創造と成り得る。

技術は、真似るものであり、盗むものである。
思想は、感じるものであり、共鳴すべきものである。

私の技術を学んでも私を超えることは不可能であり、
私の思想を学ばずに、私の栽培理論や技術を超えることは不可能である。

農業におけるその適正とは、「生命を尊ぶ」と「謙虚さ」のふたつだけである。

ブドウには、その栽培者の人格が滲み出る。


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